Cinnamon上での仮名小文字の表示について

Linux Mintのデスクトップ環境に関する質問

Cinnamon上での仮名小文字の表示について

投稿記事by sawakaze » 2014年5月12日(月) 19:32

さわかぜです

現在、私の環境でCinnamon 2.0(amd64) を使用しています
昨日気づいたのですが、システムフォントのサイズを10以下にすると一部の仮名小文字が潰れている気がします。
例えば添付ファイルのタイトルの「フォント」です。

確認したいことは、他のCinnamon をご利用の方で、同様の現象が起きている方いますでしょうか?
なお、libreoffice 等でも起きます。

よろしくお願いいたします
添付ファイル
mojitsubure.png
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Re: Cinnamon上での仮名小文字の表示について

投稿記事by lindwurm » 2014年5月12日(月) 20:43

どうもフォントのアンチエイリアスが効いていないような気がするので、左下にある[詳細モードに切り替え]から詳細モードに切り替えてみてもらえますか。
[フォント]の中にヒンティングとアンチエイリアスと倍率の項目が出てくると思うので、アンチエイリアスがNoneになっていないか確認してください。
Noneの場合、GrayscaleかRgbaに変更することをおすすめします。
当該ユーザーは現在活動していません
lindwurm
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Re: Cinnamon上での仮名小文字の表示について

投稿記事by sawakaze » 2014年5月12日(月) 20:53

lindwurm さん

さわかぜです

ご助言ありがとうございます。
アンチエイリアス設定でRgba でもGrayscale でも同様でした。
#っキャプチャの時点でRgba でした。
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Re: Cinnamon上での仮名小文字の表示について

投稿記事by fu-sen » 2014年5月12日(月) 21:51

そもそも さざなみフォント はビットマップフォント……です……よ……? :geek:

それは良いとして、さわかぜさんに確認したいのですが、
さざなみフォントってどうやってインストールしたのでしょうか?

署名から LMDE の Cinnamon なのかな〜と思ったのですが、
LMDE から apt を検索してでてこなかったので……
Debian wheezy にはパッケージとして存在するのですが……

もしかするとその辺が関係しているのかな〜とも思ってました。 :roll:

ちなみに LMDE では UP7 までビットマップフォントとして
古来から利用されている東風フォント(fonts-gochi)が含まれていましたが、
UP8(含 201403)では、インストールパッケージの対象から外されています。
これによって、UP7 ではライブ起動→インストール時はビットマップフォントでギザギザな日本語表示になっていたのが、
UP8 では fonts-droid を用いて、きれいな日本語表示に変化しています。
おそらくビットマップフォントの対応を変えている感じがします。
fu-sen
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登録日時: 2014年3月06日(木) 17:40

Re: Cinnamon上での仮名小文字の表示について

投稿記事by fu-sen » 2014年5月12日(月) 22:21

試しに 16 Cinnamon で さざなみ明朝(ttf-sazanami-mincho)を入れて設定してみましたが
正常に表示できていました。

20140512221652.jpg
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Re: Cinnamon上での仮名小文字の表示について

投稿記事by sawakaze » 2014年5月12日(月) 22:48

fu-sen さん

ご助言ありがとうございます
さざなみフォントはDebian wheezy よりインストールしています。
# とても昔です。記憶が怪しいですw
パッケージバージョンは20040629-15 です

fu-sen さんの助言を参考にdroid sans で試したところ小文字が潰れませんでした
うーむ 謎だw
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Re: Cinnamon上での仮名小文字の表示について

投稿記事by fu-sen » 2014年5月13日(火) 00:40

もう少し調べて分かった事として、
さざなみフォントは順次パッケージから削除されていますね。

Debian は 7 Wheezy まで。(なので LMDE には含まれていない)
https://packages.debian.org/wheezy/ttf-sazanami-mincho

Ubuntu は 13.10 Saucy まで。(16 には含まれるが、17 には含まれないと予測)
http://packages.ubuntu.com/saucy/ttf-sazanami-mincho

一方 東風フォント(font-kochi)は最新版でも含まれます。
削除理由が明確に分からないのですが、
何だかの原因で さざなみフォント をパッケージから消しているので、
その原因が正常に表示できないという可能性はありそうです。

ビットマップフォントを使う必要があるのであれば、今後は fonts-kochi 推奨ですね。
単に日本語表示という事であれば、fonts-vlgothic fonts-takao、他に IPA シリーズなんかもあります。
……と名称を出しているパッケージ名からも分かるように、
最新対応フォントは fonts- はじまりで、ttf- はじまりは古いフォントです。
ここからも さざなみフォント が外されている事が分かります。
fu-sen
関脇
 
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登録日時: 2014年3月06日(木) 17:40

Re: Cinnamon上での仮名小文字の表示について

投稿記事by firefly » 2014年10月01日(水) 01:50

フォント設定でビットマップ埋め込みフォントを指定し、なおかつビットマップが有効になっている場合はアンチエイリアスを無効にしないと表示が乱れることがあるようです。KDE ではフォントの形状がかなり派手に破綻します。昔のことは詳しくわかりませんが、最近のデスクトップ環境はヒンティングとサブピクセルレンダリングを使うのがデフォルトになっているのでこれらがビットマップフォントに悪い影響を与えているのではないかと思います。このトピックの件と関連性があるかどうかはわかりませんが、以前、かなり古いグラフィックカードを使用しているときにフォントサイズが一定以下になると文字列がスクラッチシールのような状態になることがあったためグラフィックデバイスの影響もあるかもしれません。

ここからはトピックの内容からちょっと逸れます。今のところ KDE 環境でしか確認していないので他のデスクトップ環境では記述内容通りではないかもしれません。

さざなみフォントはアウトラインデータも持っているのでアウトライン(アンチエイリアスが効いた状態)で表示することも可能です。アウトラインデータを持たない(非スケーラブルな)フォントは Mint では /etc/fonts/conf.d/70-no-bitmaps.conf によってフォントリストから除外されるはずなのでリストに表示されているフォントに関しては全てアウトラインで表示することができるかと思います。

フォントにビットマップデータが含まれる場合、指定されたサイズにマッチするビットマップがあればそちらが優先されます。ビットマップサイズの種類はフォントによって異なりますが、さざなみフォントは 8〜21px(96dpi で 6〜約16pt)まで用意されているようです。

アウトラインとビットマップのどちらを優先させるかは fontconfig によって制御することができます。さざなみフォントであれば /etc/fonts/conf.d または ~/.config/fontconfig/conf.d 内に例えば 65-sazanami.conf というファイルを以下の内容で作成することで埋め込みビットマップが無効になり全てのサイズでアウトラインが使用されます。
コード: 全て選択
<?xml version="1.0"?>
<!DOCTYPE fontconfig SYSTEM "fonts.dtd">
<fontconfig>
<!--
  ~/.config/fontconfig/conf.d/65-sazanami.conf
-->
  <match target="font">
    <test name="family" compare="contains">
      <string>さざなみゴシック</string>
    </test>
    <edit name="embeddedbitmap">
      <bool>false</bool>
    </edit>
  </match>
  <match target="font">
    <test name="family" compare="contains">
      <string>さざなみ明朝</string>
    </test>
    <edit name="embeddedbitmap">
      <bool>false</bool>
    </edit>
  </match>
</fontconfig>

アウトラインでの表示を強制する方法に FontForge を使用してフォントからビットマップを削除するという手もあります(これに関しては改変になるのでフォントによっては制限が付くことがあります)。

fu-sen さんが推奨される東風フォントの他、自分が使用しているものの中では小夏(fonts-konatu)、IPA フォント JISX0208(fonts-ipafont-nonfree-jisx0208)、モナーフォント(fonts-mona)もビットマップが埋め込まれており、これらのフォントをビットマップ優先で使用する場合はピクセルサイズによる判定で対象フォントの 6〜16pt 間あたりのアンチエイリアスを無効にしておけば他のアウトラインフォントのアンチエイリアスを維持したままうまく使えるのではないかと思います。ターミナルアプリケーションの場合はアンチエイリアスの有無を任意に変更できるようになっているものもあり、この場合は fontconfig の設定無しでもうまく表示してくれます。

長々と失礼しました。
17.1 Cinnamon 32-bit / 17 KDE 32-bit / 17 Xfce 32-bit
Pentium D 925 / 4 GB RAM / GeForce GTX-260
いつまでいるかはわかりません :o
firefly
序二段
 
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登録日時: 2014年9月12日(金) 17:48

Re: Cinnamon上での仮名小文字の表示について

投稿記事by Calvin28 » 2020年8月28日(金) 15:34

使っているフォントのせいかもしれません。 :D
Calvin28
序ノ口
 
記事: 14
登録日時: 2020年8月10日(月) 18:03


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