いつもお世話になっております。
ご報告が遅れましたことをお詫び申し上げます。
タイトルの質問に関しまして、皆様に御教示を賜りながらクリアした経緯を纏めました。(未解決部分あり)
コマンドやシェルスクリプトなどソフト面ではLuyikeiさまに御教示を頂きながら進めました。
その他、総合的な経験やハード面、セキュリティ対策は個人ブログ「Linuxの与太話」管理人さまに懇切丁寧な御指導を授かりながら進めています。
http://rozenpark.blogspot.jp/2013/02/linux-mint.htmlこの中のshirokuroというのは私です。こちらで質問し始めた日時と同時スタートで御指導を受け初めました。
お二方に心より感謝の意を申し上げます。
参考までに試験機のスペックと環境は以下の通りです。
このネットブックに使われている部品は様々な寄せ集めで、まだお使いになられている方々の御参考となれば幸いです。もし足りない情報がありましたら、お申し出を頂戴できましたら開示いたします。
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ネットブック Acer aod257-ws512, CPU intel Atom N570 (1.66GHz, 1MB L2 cache)
Memory 1.94GiB DDR3 (CFD ELIXIR DDR3 PC3-10600 CL9 2GB JEDEC)
Storage HDD232.9GiB (TOSHIBA MK2565GX 250GB バス IDE)
外付けUSB無線LAN子機 Buffalo WLI-UC-GNM(次世代のWLI-UC-GNM2か、どちらか不明) 802.11b/g 24~79MHzの間で受信中(自宅は光回線を家族で共用です)
内蔵無線LAN Broadcom BCM4313 802.11b/g/n
OS 今はLinux 3.5.0-25-generic
KDE SC 4.9.4 64bit (このトピックを立てた時はKDE32bitでしたが現在はKDESC4.9.4 64bitです。)
この他に試したディストリビューション Ubuntu12.04/12.10 PuppyLinux MATE64bit LinuxBean
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では、この2つ前の投稿 2013年2月24日(日) 21:51 で自分が書いた内容に沿って試験した結果の御報告です。
・日本語環境が引っ掛かって邪魔をするのかどうか
→これは完全に私の勘違いでした。大変失礼致しました。大抵の導入時にはDLしたディストリビューションをそのまま使わずに先ずsudo apt-getでupdateやupgradeすると思いますが、更新の途中段階でデバイスの認識状況を確認した結果、DL後の初回のupdateかupgradeの時に古いドライバを捨てて新しく上書きすることが原因で古い部品をうまく認識できない(または全く認識しない)現象を起こすように思います。
→日本語環境を作るためのパッケージは無実でした。申し訳ありませんでした。
・ドライバが合っていないのかどうか
→デバイスの型番を特定し当該のドライバをインストールしましたが動作しませんでした。(原因不明)
・ルータでファイアウォール的なものを設定していないかどうか確認
→ファイアウォールやセキュリティは特に設定していなかったのですが(危)、調べ物で或るブログ記事を拝見しまして、AOSSで使っていたことが原因ではないかと思いました。
http://orbit.cocolog-nifty.com/supportdiary/2009/02/aoss-f2e5.html
我が家に於いても同じように子供のゲーム機やデスクトップは問題なく動作しておりまして、AOSS導入後、且つ私のネットブックのOSをWindowsからUbuntu12.04に乗り換えた頃から私のネットブックだけが超低速ナローバンドになってしまい1MBも行かないのが普通になってしまっていました。私の保有する他のガジェットはKindle, iPhone, ガラケーだけなのですが、これらのガジェットは問題無く54MB~の速度で安定して繋がっていました。
→
結論としてAOSSが原因だった気がします。現在は総ての機器を手動で設定し、macアドレス設定で他のアクセスをはじく形で無線LANの安全確保をしています。詳しくは上記URLを御覧になって戴ければ私が曖昧な知識で説明するより確実だと思います。
・インストールや更新時に何か段取りを間違えたのか(中略)接続してもUSB無線LAN子機と比べて下りスピードが半分。
→
内蔵無線LAN受信機と外付けUSB無線LAN子機の両方が自動接続設定になっており、両方で接続して干渉していたため、どちらか一方の子機だけを自動接続設定にするようアドバイスを受け、そのとおり実行したことで、あっさり解決しました。
・KDEがダメなのかどうか
→大変申し訳ありませんでした。ダメなのは私の頭でした。
→
ロースペックなネットブックではKDEをそのまま使うと固まりますので、メモリの消費具合を観察しながら特に使わない常駐プロセスを全部切りました。私のネットブックの場合はメモリが2GBまでしか増設できないらしいので、徹底的に常駐プロセスを切り、さらにマメにメモリ解放(※後述します)をし、ウィンドウ開閉時にヌルヌル動くアニメーション効果を切ったことでLinuxBean並にスムーズな動作を確保できました。
・KDE Walletがユーザ登録か何かすれば良いのかどうか
→KDE Walletが何なのか未だに良く知らないのですが、DL後の初回起動時にユーザとしてパスワードの設定を求められた時に素直に設定することで解決しました。
起動時にLANが動作しようとするたびにKDE Walletが通せんぼするので、これにパスワードを入れると通してくれてインターネットに繋がります。ただそれだけでした。これまでは、初回起動時に現れたKDE Walletのパスワード設定画面で素直に設定しないことには、二度と設定画面が現れてくれず、その後は存在しないパスワードを永遠に毎回聞かれて毎回ダメ出しを食らいネットに繋がらないという迷宮入りになっていました。チャンスは1度だけ、初回起動時だけなのではないかと思います。すごい人は後から設定できるのかも知れませんが、、
先日の書き込みに沿って確認できたのは以上です。何かアドバイスがありましたら、是非御教示戴ければ幸いに存じます。
(※追記 メモリ開放について)
これはLinuxBeanを触ってみて思い付きました。
キャッシュの解放の方法は幾つもあるようなのですが、freeコマンドで確認しながら幾つか方法を試してみた結果、私の環境には、
sudo sysctl vm.drop_caches=3
が最も効率的に一発で殆ど解放してくれました。
このコマンドはsuでスーパーユーザにならないと動きませんでした。私には知識が無いため理由は解りません。
現在、起動時に以下のコマンドを実行し、その後calmTKでウィルスチェック、Ubuntu Tweakで要らないファイルを捨て、再びキャッシュを解放してから今日の仕事をスタートしています。
sudo apt-get update
sudo apt-get dist-upgrade
free
sudo sysctl vm.drop_caches=3
free
exit
1~2行目はいつもの更新のことなのですが、3行目以降は自分用の確認を兼ねたコマンドです。キャッシュ解放は4行目だけで済みます。exitは、ターミナルウィンドウを閉じると勝手に動作するコマンドでもあるようなので、あってもなくても大丈夫のようです。万が一命令が何処かに迷宮入りしないための、おまじないです。freeが2回あるのは、キャッシュ解放コマンドの使用前・使用後で数値を比較するための確認のためなので、あってもなくても良いです。
この6行の最後に7行目としてexitと改行を入れておくと、スーパーユーザから抜けて一般ユーザに戻りターミナルウィンドウを閉じるところまで自動で実行してくれます。
昨日から、この複数行のコマンド集を日常の作業中にちょくちょく実行しています。
まだシェルスクリプトの書き方を良く解っていないので、これらのコマンドを複数行まとめてそのままポップアップメモ等に平文で保存して、そのまま複数行まとめて選択したものをターミナルにドラッグ&ペーストすると、目的のコマンドを順に実行してくれて便利です。その際、suで予めパスワードを入れてスーパーユーザになっておいてからこのコマンド集をターミナルにコピペすると、途中で止めずにupdateからexitまで全部スムーズに実行してくれました。一般ユーザのままだと1行目でパスワードを聞かれて、1行目しか実行せずに2行目以降は無視してしまいました。
コマンドの意味はLinuxコマンド集みたいなもので検索すると直ぐに解る初歩的なものしか書いていません。これはHDDの中身のファイルをオリジナルで書き換えたりするものではないので、安全だと思いますが如何でしょうか? メモリが足りないことで動作テストが進まない方は、これを実行してみられたら少しは効率が良くなるかも知れません。。
トピックを立てた後に試験した結果の纏めと御報告は、以上になります。試験機は冒頭に示しましたネットブック1台だけです。
何か気付いたことなどありましたら御教示戴ければ幸いです。今後とも宜しくお願い申し上げます。