LMDEインストール

Linux Mintのインストールと起動に関する質問

Re: LMDEインストール

投稿記事by ban » 2013年12月24日(火) 08:52

先ず、Linuxでできないことですが、基本的にWindows用のソフトは動きません。WineというLinux上でWindowsソフトを動かすソフトがあるのですが、完成度が低く全て正常に動くかどうかは半々くらいです。年賀状ソフトとかはおそらく動かないでしょう。私は筆王2008をインストールしましたが、縦書き文字が正常に縦書きになりませんでした。また会計ソフトなども動かない場合が多いことが報告されています。またゲームなどもほとんどだめでしょう。
それから、たとえWineで動いたとしてもライセンスの関係で動かしてはいけないソフトもあります。これは主にマイクロソフトの製品です。
さらに、WebでOSをチェックしているサイトがたまにあり、WindowsとMac以外ははじくサイトがあります。例えばGyaoはブラウザでOS偽装をしなければ視聴できません。OS偽装をしても完全に快適に見られるわけではありません。ただしそういうサイトは多くはないし、あったとしてもOS偽装をすれば見られる場合が多いはずです。私が現実に出くわしたのはGyao以外は1つだけで、それは東京都の施設利用抽選申込サイトでした。
プリンタドライバは大抵の場合Linux用のドライバが用意されていて、ほとんどの場合大丈夫でしょう。

整理すると確率的に、プリンタはたぶん大丈夫です。年賀状ソフト、会計ソフト、ゲーム(オンライゲームではなくインストールするゲーム)はだめでしょう。マイクロソフトOfficeはだめです。Gyaoはまあだめだと言ってよいでしょう。その他ごくごく一部のサイトもOS偽装をしないとだめです。

で、現実的な対応ですが、ゲームは諦めるしかありません。(オンラインゲームは大丈夫です。)年賀状作成はWebで年賀状を作成できるサイトがあるのでそれを使うか、LibreOfficeなどでなんとかするか、Windowsを残しておく。会計ソフトはLinux版で高機能なものがありますが、高機能すぎて使いにくいけどなんとか使いこなすか、Web会計サイト(有料)に登録してそれを使うか、Windowsを残しておく。GyaoはOS偽装してスマートフォン版の視聴またはPC版の一部だけ観るか面倒なことは最初からしないで諦める。OfficeはLibreOfficeで大体MicirosoftOfficeと互換性がありますが、あるいはSkyDrive(マイクロソフトの無料サービス)のMicorosoftOfficeを使う。そんな感じです。

自分自身の場合ですが、年賀状だけはWindowsを使っています。Office文書が送られてきた場合は大抵LibreOfficeでなんとかなりますが、ならない場合はWindows上でサポート切れになっているOffice2000を使うかSkyDriveを使っています。あとはLinuxしか使いません。

issy2さんの場合、せっかくXPがあるので、それは残しておきたいですね。年賀状だけならセキュリティの心配もほとんどないでしょうし。ブートできないというのはDVDからリカバリモードのブートができないということですね?普通はできるはずなのですが、、、でもそれはフォーラムの主旨からはずれるのでおいておきます。


いよいよ本題です。

Unetbootinを調べて見ましたが、基本はやはりLiveBoot、つまりHDDやUSBにインストールしない方法のようです。Liveかちゃんとインストールされているのかを見分ける簡単な方法は、デスクトップにインストールアイコンがあるかどうかです。インストールアイコンがあればLive、つまり再起動すれば保存したはずの設定やファイルは全て消えます。インストールアイコンがなければインストール済で、設定やファイルは消えません。

で、なんで今回の方法でUnetbootinが起動してしまうのかよく分かりませんが、対応は2つ考えられます。
1つはLinux MintをDVD起動してgrub-installというコマンドでGRUBだけインストールし直すことです。本来はこの方がGRUBのインストールだけなので時間が早いのですが、使用方法を調べて設定をきちんとやらないといけないので意外に手間がかかります。
もう1つの方法は時間がかかりますがほぼ確実です。Linux MintのDVDを起動して、gpartedで「USBメモリ」をブートセクタを含めて初期化してしまう方法です。やり方は別トピックの「Linux Mint 16 インストール時「どこに住んでいますか?」で Warning! 」に書いてあります。
http://forums.linuxmint-jp.net/viewforum.php?f=3
その後今回の手順をもう一度やり直します。たぶんそれでうまくいくと思いますが。
Hiroaki Ban
Linux Mint 16 Perta KDE 64bit
端末入力を楽にする3つの小技
http://forums.linuxmint-jp.net/viewtopic.php?f=10&t=1178
ban
幕下
 
記事: 75
登録日時: 2013年11月04日(月) 01:41

Re: LMDEインストール

投稿記事by gi1948 » 2013年12月24日(火) 12:26

苦戦されているようですね、デュアルブートで参考になりそうな、サイトを貼ります。
http://taka8aru.blogspot.jp/2011/05/win ... grub2.html

デュアルブートで本体のWindowsが起動しなくなるトラブルになり泣いているユーザーが数多居ります
ので御注意を・・・
私は、中古のHDDを購入して、換装してLinux OSをインストールしてます。
WindowsXPに戻す時に少々手間ですが、安全の為には、こちらの方が良いと思いますね。

最近のLinuxはCPUがPAE(物理アドレス拡張)に対応していないと、インストール出来なくなってます。
Celeon M が対応しているか、様確認です。

PAEに対応していれば、32bit のOSでも4GB以上メモリが使用出来ます。

要らぬ、お節介とは思いますが、LMDEはし初心者の方には、御奨め出来ませんですね・・・
日本語環境での対応が今一なので、後々、苦労します。
gi1948
幕内
 
記事: 175
登録日時: 2013年1月12日(土) 18:57

Re: LMDEインストール

投稿記事by ban » 2013年12月24日(火) 16:13

gi1948さんがリンクで紹介しているgrub4dos、良いですね。
チェインロードになり構成が複雑になるので私は使ったことありませんが、どうしてもWindowsのDVDからブートできないという事情からすると、grub4dosの方が良いと思います。
これならXPが起動出来なくなる心配はないし、USBメモリも不要になるので、ノートPCの数少ないUSBポートを余計に使う必要がなくなります。
私もこちらをお勧めします。

PAEについてはissy2さんのマシンはたぶん大丈夫でしょう。
もし非対応ならそもそもLive起動ができないか、インストールができないか、すでにそういう症状が出ていると思います。
PAEに対応しているか確認するには、Live起動し以下のコマンドをターミナルから入力します。
コード: 全て選択
cat /proc/cpuinfo | grep pae

出てきた文字列にpaeが含まれていれば対応しています。
Hiroaki Ban
Linux Mint 16 Perta KDE 64bit
端末入力を楽にする3つの小技
http://forums.linuxmint-jp.net/viewtopic.php?f=10&t=1178
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登録日時: 2013年11月04日(月) 01:41

Re: LMDEインストール

投稿記事by issy2 » 2013年12月29日(日) 00:28

ban様、gi1948様、助言ありがとうございます。
私のPCはPAE非対応です。DebianはLive起動しましたが挫折。UbuntuはLive起動しませんでした。Mint15もダメでした。それでこちらで案内されたLMDEをインストールしようとしたのです。今はMint13にしています。

さてその後何回もチャレンジしましたが未だに起動できていません。以下その経過です。

①回目
※gpartedでdev/sdb(USBメモリ)をdevice→Create partention tableとクリックして全部削除して未割り当てにした後FAT32でフォーマットした。
※dev/sdaは前回インストール出来ているので何もしてません。

インストールしたところ黒いコンソール画面になり

[2948.831183] BUG: unable to handle kernel NULL pointer dereference at 0000009c
[2948.831183] IP: [<c10272d8>] __ticket_spin_lock+0x8/0x30
[2948.831183] *pde =20049067 *pte =00000000
[2948.831183] Oops: 0002 [#1] SMP
   ・
   ・
   ・
   ・
(この後もズラーっとメッセージが続いてますがメモを取るのが限界です....)

この画面でCtrl+Alt+Delキーを押しても電源が切れません。電源ボタン長押しで強制OFFしました。

②回目
※dev/sdbをdevice→Create partention tableとクリックして全部削除して未割り当てにした。
※dev/sdaは前回インストール出来ているので何もしてません。

インストール終盤で「以前インストールしたっパッケージを復元しています」と出て動きがありません。一風呂終わらせてもまだ変わりません。でも何かネット通信をしているようです。内容は分かりません。知らない通信を続けているので気持ち悪くなり強制終了させました。

③回目
※dev/sdbをdevice→Create partention tableとクリックして全部削除して未割り当てにした。
※dev/sda5とsda6を消去(delete)して未割り当てにしてから再び"/"とスワップ領域のパーテンションを作った。

インストールの終盤で「sdbにGRUBをインストー出来ません」と出ました。インストールを中止しようとしましたが「起動できなくなるかもしれません」と警告が出たのでそのままGRUB無しでのインストールを終わらせました。

④回目
※dev/sdbをdevice→create partention tableとクリックして全部削除して未割り当てにした後FAT32でフォーマットした。
※dev/sda5とsda6を消去(delete)して未割り当てにしてから再び"/"とスワップ領域のパーテンションを作りった。

 ①回目と同じコンソール画面になって強制終了させました。

⑤回目
※USBメモリをwindows(FAT32)でフォーマットし直した。
※dev/sda5とsda6を消去(delete)して未割り当てにしてから再び"/"とスワップ領域のパーテンションを作った。

インストールは問題なく完了。再起動しましたが黒いブート画面に白い"_"カーソルが点滅したまま動きがありません。
強制終了させました。
**現在ここまでで作業は中断しています**

これまでの苦戦でMBRやGRUBを操作する「ブートの技術」は私には手に負えない問題であることが分かりました。DOSでDVDをブートさせる技術もしかりです。
grub4dosも別にインストールが必要なみたいですね。いずれにしても元のHDDをいじるのはもう止めにしたいです。外付けのHDDを用意してそちらにGRUBとLinuxをインストールしてみます。
物理的にwindowsとLinuxを分けた方が安全で理解し易いと思います。

これが最後の試みになると思います。もう初心者が手を出す領域を超えてると思います。
issy2
前相撲
 
記事: 7
登録日時: 2013年11月30日(土) 13:23

Re: LMDEインストール

投稿記事by issy2 » 2013年12月29日(日) 23:55

だいぶ長いスレッドになってしまいましたが、WinXPからの乗り換え組の皆さんの参考になるかもしれませんので一応その後の経過も報告させて頂きます。

その後40GBの外付けHDDが用意できたのでこちらにMintをインストールすることにしました。
gpartedでsdb(外付けHDD40GB)をFAT32でフォーマットしてもext4でフォーマットしてもまたBUG画面

[毎回違う数値] BUG: unable to handle kernel NULL pointer dereference at 0000009c
[*********** ] IP: [<c10272d8>] __ticket_spin_lock+0x8/0x30
[*********** ] *pde =20049067 *pte =00000000
[*********** ] Oops: 0002 [#1] SMP
   ・
   ・

が出ます。どこかの海外ページでUSB絡みのエラーであるような記事がありました。
Fedoraを解説したページでは元のHDDを抜いてUSBにのみHDDを繋いでインストールするようなことが書いてあったので同じく接続デバイスをUSBのみにてインストールしました。さらに前回の経験を踏まえ、Windowsの方でHDDをフォーマットしました。でも何故かNTFSしか選択出来ませんでした。インストールは順調に行き再起動しました(まだ元のHDDは抜いたままです)。するとブート画面で

 error: out of disk.
 error: out of disk.
 error: no suitable mode found.
 error: out of disk.

 Press any key to continue..

と出ました。ここで何かキーを押すか放置すると次のメッセージが続きます。

 ata_id[193]: HDIO_GET_IDENTITY faild for '/dev/sda': Invalid argument

その後自動的にMintのログイン画面が出ました。順調に起動して日本語表示になっています。更新パッケージも沢山ダウンロードしました。でもいくつかのパッケージは失敗しました。FireFoxは英語表示のままで検索も英語。そもそも漢字入力が出来ません。

その後シャットダウンして元のHDDをソケットに挿し直して再起動しました。するとブート画面で

 Intel UNDI, PXE-2.0 (build 082)
Copyright (C) 1997-2000 Intel Cororation

For Realtek RTL8139(X)/8130/810X PCI Fast Ethernet Controller v2.13 (020326)
PXE-E61: Media test failure, check cable
PXE-M0F: Exiting PXE ROM.

Reboot and Select proper Boot device
or Insert Boot Media in selected Boot device and press a key

と出て入力待ちになりました。キー入力しても同じメッセージしか出てこないので電源ボタンを押して電源オフにしました。何回かHDDを抜き挿ししても同じメッセージです。MintのLiveCDで起動してgpartedで覗くと元のHDDはきちんと認識されています。配線間違いではないようです。再起動すると今度は
 
 Intel UNDI, PXE-2.0 (build 082)
Copyright (C) 1997-2000 Intel Cororation

For Realtek RTL8139(X)/8130/810X PCI Fast Ethernet Controller v2.13 (020326)
CLIENT MAC ADDR: 00 03 0D 2D FC 86 GUID: 00020003-0004-0005-0006-00070008000(以下分かりません)
PXE-E53: No boot filename received

PXE-M0F: Exiting PXE ROM.

Reboot and Select proper Boot device
or Insert Boot Media in selected Boot device and press a key

とのメッセージが出ました。状態としては依然同じで元のHDDを認識してくれません。元のHDDがあるうちはこの繰り返しでUSBの方にも進めません。F2キーのBIOS設定画面でBOOT順序を変えても同じです。結局BIOSをdefaultの設定に戻したら元のHDDを認識してくれてWindwsが起動しました。

しかし今度はUSBからブートできなくなりました。BIOS設定で1stブートをremovable dev.にしてもWindowsが立ち上がってしまいます。USBのHDDからMintを起動するには元のHDDを抜くしかありません。抜くと「error: out of disk ~」のメッセージが出てログイン画面が起動します。そもそも「error: ~」となってからの起動は正常ではないですよね。

という訳でMintを使いたいときは元のHDDを抜いてイレギュラーな起動。Windowsを使いたいときには元のHDDをソケットに挿して起動という実用的ではない構成になってしまいました。

今回の苦戦で分かったことはMintのインストールにはBIOSの設定にも影響を与えてしまうということです。どうやらBIOS側の方でブートローダーを決定しているかのようにも見えます。MBR領域だけでなくBIOSの挙動も考慮しなければいけないとなるとますます迷宮入りしそうです。

皆さんは普通にデュアルブート環境を構築出来ている様なのに私がこんなに苦戦しなければいけないのは私の知識の不足だけでなくPCの仕様が原因なのかもしれません。今のところ解決策が分からないので最悪PCを買い換えるという選択になると思います。これから投資するならばWindows8のPCを買うことになります。Microsoftは嫌いですが使えるPCで無ければ意味がありません。仕事でもPCを使いますので作業効率の観点からもLinuxは実用的では無いのかもしれません。
issy2
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登録日時: 2013年11月30日(土) 13:23

Re: LMDEインストール

投稿記事by Amingin » 2024年7月30日(火) 06:08

Linuxは確かに多くの魅力を持つOSですが、特に初心者にとっては少々のハードルがあります。私自身もLinuxを試したことがあるので、いくつかのポイントについてお伝えします。

まず、Linuxでできないことについてですが、Windows用のソフトは基本的にそのままでは動きません。WineというLinux上でWindowsソフトを動かすためのソフトがありますが、全てのソフトが正常に動作するわけではありません。例えば、年賀状ソフトや会計ソフト、特に縦書きや高度なレイアウトを必要とするソフトは正常に動かないことがあります。私も筆王2008を試しましたが、縦書き文字がうまく表示されませんでした。

また、ゲームに関しても同様です。特にインストールが必要なゲームはほとんど動かないと考えてよいでしょう。オンラインゲームなら動くものもありますが、すべてではありません。そして、仮にWineで動作してもライセンスの問題で使用できないソフトも存在します。特にMicrosoftの製品がこれに該当します。

Webサイトによっては、OSをチェックしてLinuxを弾くことがあります。例えば、GyaoではOSを偽装しないと視聴できませんし、偽装しても快適に視聴できるわけではありません。こうしたサイトは多くはありませんが、存在することは知っておくと良いでしょう。

プリンタドライバについては、ほとんどの場合Linux用のドライバが用意されているため、大抵は問題ありません。ただし、年賀状ソフトや会計ソフト、そして多くのゲームについては、Linuxではうまく動かないことが多いです。Microsoft Officeも同様です。

現実的な対応策としては、ゲームについては諦めるしかないかもしれません。年賀状作成については、Web上で作成できるサービスを利用するか、LibreOfficeを使うか、Windowsを併用することを考えても良いでしょう。会計ソフトについても、Linux対応のものがあるのでそれを使うか、Web会計サイトを利用する方法があります。GyaoについてはOS偽装をして見るか、スマートフォン版で視聴することを考えることができます。

私自身の場合、年賀状作成にはWindowsを使っています。Office文書が送られてきた場合は大抵LibreOfficeで対応できますが、どうしても無理な場合はWindows上のOffice2000やSkyDriveを使っています。その他の作業についてはほぼすべてLinuxで行っています。

XPがある場合、それを残しておくのも一つの手です。年賀状作成など、特定の用途に限ればセキュリティの心配も少ないでしょう。ブートに関する問題については、具体的な状況に依るためここでは触れませんが、一般的にはDVDからのリカバリーモードでのブートは可能なはずです。

Unetbootinについてですが、基本はLiveBoot、つまりHDDやUSBにインストールしない方法です。Liveかインストール済みかを見分ける簡単な方法としては、デスクトップにインストールアイコンがあるかどうかを確認することです。インストールアイコンがあればLiveです。

今回の問題に対する対応策としては、以下の二つがあります。

GRUBの再インストール: Linux MintをDVDから起動し、grub-installコマンドを使ってGRUBだけを再インストールする方法です。これには多少の知識が必要ですが、手間はかかりません。

USBメモリの初期化: Linux MintのDVDを起動し、gpartedを使ってUSBメモリをブートセクタを含めて初期化します。その後、今回の手順をもう一度やり直します。

これでうまくいくことを願っています。
カウンターストライクゲームのファン。私は cs2 ケース 入手 プラットフォームでケースを開けて武器に最適なスキンを入手するのが大好きです。
Amingin
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登録日時: 2024年4月20日(土) 05:20

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