先ず、Linuxでできないことですが、基本的にWindows用のソフトは動きません。WineというLinux上でWindowsソフトを動かすソフトがあるのですが、完成度が低く全て正常に動くかどうかは半々くらいです。年賀状ソフトとかはおそらく動かないでしょう。私は筆王2008をインストールしましたが、縦書き文字が正常に縦書きになりませんでした。また会計ソフトなども動かない場合が多いことが報告されています。またゲームなどもほとんどだめでしょう。
それから、たとえWineで動いたとしてもライセンスの関係で動かしてはいけないソフトもあります。これは主にマイクロソフトの製品です。
さらに、WebでOSをチェックしているサイトがたまにあり、WindowsとMac以外ははじくサイトがあります。例えばGyaoはブラウザでOS偽装をしなければ視聴できません。OS偽装をしても完全に快適に見られるわけではありません。ただしそういうサイトは多くはないし、あったとしてもOS偽装をすれば見られる場合が多いはずです。私が現実に出くわしたのはGyao以外は1つだけで、それは東京都の施設利用抽選申込サイトでした。
プリンタドライバは大抵の場合Linux用のドライバが用意されていて、ほとんどの場合大丈夫でしょう。
整理すると確率的に、プリンタはたぶん大丈夫です。年賀状ソフト、会計ソフト、ゲーム(オンライゲームではなくインストールするゲーム)はだめでしょう。マイクロソフトOfficeはだめです。Gyaoはまあだめだと言ってよいでしょう。その他ごくごく一部のサイトもOS偽装をしないとだめです。
で、現実的な対応ですが、ゲームは諦めるしかありません。(オンラインゲームは大丈夫です。)年賀状作成はWebで年賀状を作成できるサイトがあるのでそれを使うか、LibreOfficeなどでなんとかするか、Windowsを残しておく。会計ソフトはLinux版で高機能なものがありますが、高機能すぎて使いにくいけどなんとか使いこなすか、Web会計サイト(有料)に登録してそれを使うか、Windowsを残しておく。GyaoはOS偽装してスマートフォン版の視聴またはPC版の一部だけ観るか面倒なことは最初からしないで諦める。OfficeはLibreOfficeで大体MicirosoftOfficeと互換性がありますが、あるいはSkyDrive(マイクロソフトの無料サービス)のMicorosoftOfficeを使う。そんな感じです。
自分自身の場合ですが、年賀状だけはWindowsを使っています。Office文書が送られてきた場合は大抵LibreOfficeでなんとかなりますが、ならない場合はWindows上でサポート切れになっているOffice2000を使うかSkyDriveを使っています。あとはLinuxしか使いません。
issy2さんの場合、せっかくXPがあるので、それは残しておきたいですね。年賀状だけならセキュリティの心配もほとんどないでしょうし。ブートできないというのはDVDからリカバリモードのブートができないということですね?普通はできるはずなのですが、、、でもそれはフォーラムの主旨からはずれるのでおいておきます。
いよいよ本題です。
Unetbootinを調べて見ましたが、基本はやはりLiveBoot、つまりHDDやUSBにインストールしない方法のようです。Liveかちゃんとインストールされているのかを見分ける簡単な方法は、デスクトップにインストールアイコンがあるかどうかです。インストールアイコンがあればLive、つまり再起動すれば保存したはずの設定やファイルは全て消えます。インストールアイコンがなければインストール済で、設定やファイルは消えません。
で、なんで今回の方法でUnetbootinが起動してしまうのかよく分かりませんが、対応は2つ考えられます。
1つはLinux MintをDVD起動してgrub-installというコマンドでGRUBだけインストールし直すことです。本来はこの方がGRUBのインストールだけなので時間が早いのですが、使用方法を調べて設定をきちんとやらないといけないので意外に手間がかかります。
もう1つの方法は時間がかかりますがほぼ確実です。Linux MintのDVDを起動して、gpartedで「USBメモリ」をブートセクタを含めて初期化してしまう方法です。やり方は別トピックの「Linux Mint 16 インストール時「どこに住んでいますか?」で Warning! 」に書いてあります。
http://forums.linuxmint-jp.net/viewforum.php?f=3
その後今回の手順をもう一度やり直します。たぶんそれでうまくいくと思いますが。