t-hazama です。
りなみん(Linux Mint 21.3)のアップデートマネージャに新しいカーネル6.8.0-38が登場したので、
インストールして再起動したところ画面が突然真っ暗になってしまいました。
ほいでもって、しばらく時間が経つとまた表示されたり、消えたりの繰り返し....。
これではどうにもならないので
最新の古い(!?)カーネル6.5.0.44をインストールして再起動。
「画面が真っ暗になる」問題はとりあえず解決しました。現在は正常稼働です。
一時は、ついに
「ノートPCの画面が”寿命”か!?」
と焦りましたが、ハードウェアの異常ではなかったです。やれやれ。
カーネル内部(またはファームウェアの)のCPU内蔵グラフィックスドライバの問題と思われますが....。
https://bugs.launchpad.net/ubuntu/+source/linux/+bug/2072973念のため、カーネル更新後の数日間、安定稼働が確認されるまでは
「古いカーネルは削除しない」
で残すことをオススメします。
「りなみん22」が登場目前ですので、一番神経を使う時期です....。
* [古いカーネルでの起動方法]
① [Shift]キーを押しながら電源ボタンを押す
↓
② GRUB画面(メニュー)が出る
↓
③ 「Advanced Options for Linux Mint〜」があれば、上下カーソルキーでそれを選び、[Enter]キーを押す
↓
④ 上下カーソルキーで起動モード(カーネルのバージョン、セーフモードなどが表示される)を選び[Enter]キーを押す
* 2024.8.14追記 : 新カーネル6.8.0-40が登場しましたが、それでも症状は改善されませんでした。
* 2024.9.20追記 : 新カーネル6.8.0-45が登場しましたが、それもダメでした....。
* 2024.10.16追記 : 新カーネル6.8.0-47にアップデート後、再起動したら画面が真っ暗なままでした。
2024.12.x〜2025.1.xに登場するであろう ”りなみん22.1” では
カーネル6.11.0-xが採用される予定であり、それに期待したいところです。
* 2024.11.1追記 : カーネル6.8.0-48でも直らず。
* 2024.11.4追記 : アップデートマネージャでカーネル6.8.0-48をインストールした後、
端末から
sudo apt install linux-oem-22.04*
と打ち込んでパッケージをインストール後、再起動したところ
ログイン時は真っ暗でしたが(パスワードを打ち込んだ)、その後画面は通常に表示されました。
シャットダウン→電源再投入、または再起動の両方を何回か繰り返して動作確認しましたが、
”真っ暗ログイン” 現象以外は正常動作(正常な画面表示)となりました。
今後のカーネルアップデートでトラブルが再発するかしないかは不明ですが、
”りなみん22.1(edge-iso)” が登場するまではこれで様子を見ようと思います。
りなみん 21.3 cinnamon-ZFS (kernel 6.8.0-48/6.5.0-45/5.15.0-124)/iiyama STYLE∞ 17" note-PC
Celeron-N3450(1.1GHz✕4core), 16GB-RAM, 2TB-SSD,
17" 1600✕900 LCD + 外付け縦置き 24.1" 1920✕1200 LCD
お気に入りのアプリ : xeyes, sl