18 系の KDE で Fcitx を正常に使用する

Linux Mintのヒントとテクニック

18 系の KDE で Fcitx を正常に使用する

投稿記事by fu-sen » 2017年2月02日(木) 23:13

18 KDE は 2016年12月 より KDE Plasma のバージョンを
Kubuntu 16.04 LTS より新しい KDE Plasma 5.8 LTS で採用しています。
(18.1 KDE も継承しています。18 系の KDE は該当となります)
これにより Qt のバージョンが Kubuntu と異なっているために、
入力メソッド Fcitx で使用されているパッケージ fcitx-frontend-qt5 が依存関係の問題でインストールできません。
そのため、Qt5 のアプリ(主に KDE のアプリ)で日本語入力ができない問題が発生していました。

この問題について、Kubuntu チームが backports として公開しているパッケージがあり、
Kubuntu 16.04 LTS+KDE Plasma 5.8 LTS と同じバージョン構成で fcitx-qt5 もビルドされているため、
こちらのパッケージを用いて改善を行う事ができます。

https://launchpad.net/~kubuntu-ppa/+arc ... ter=xenial

fcitx-frontend-qt5
および libfcitx-qt5-1 の該当アッケージをダウンロードします。
(32 ビット=i386、64ビット=amd64)
ターミナルを起動し、 sudo dpkg -i パッケージ名
libfcitx-qt5-1 → fcitx-frontend-qt5 の順にインストールして下さい。

その後、im-config -n fcitx または 言語 設定から Fcitx を選択しなおして、
ログアウト→ログイン、または Linux Mint を再起動して下さい。
これで日本語入力が改善している事を確認して下さい。

開発メンバーに伝えようと思っているので、
後にこの作業を行わず、Linux Mint からパッケージ提供されて、
問題なく Fcitx が使用できるようになるかもしれません。

画像
fu-sen
関脇
 
記事: 364
登録日時: 2014年3月06日(木) 17:40

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